IIJmioはテレビなどのCMもないし、あまり広告を見かけませんよね。初めて格安SIMを検討する人にとって、少し分かりにくい印象があります。今更ですが、テレビCMの力って大きいのですね。
さらに大手キャリアのような実店舗も持たないことから『いったいどのように申し込みをすれば良いのかが分からない』といった声も聞かれます。
この記事では、IIJmioへの申し込も方法の紹介と、お得な申し込み方法について詳しく解説していきたいと思います。
もくじ
IIJmioの申し込み方法一覧
1-1 Webからの申し込み方法


格安SIMは、大手キャリアのようなショップを展開していない事がほとんどです。
上記2つのサブブランドを除くその他の格安SIMでは、ほとんどショップを展開していません。となると、申し込みはWebから行う事が基本なのです。
手続きそのものは、特に難しくはありません。全てWeb上のやり取りで完結し、書類の郵送などもないのです。ただし、申し込み完了後にIIJmioから送られてくるSIMカードの入れ替え作業や開通手続き、スマホの設定は自分で行う必要があります。
ただし、Web申し込みには一つだけ欠点があります。
申し込みの手続きはWeb上で行うため即時完了します。しかし、SIMカードや新規の端末は郵送で送るために、到着までに1〜2日ほど場所によってはそれ以上かかる場合もあります。申し込みから利用開始まで数日間のタイムラグは避けられません。
ちなみに開通手続きは、MNP予約番号の有効期限内であれば、自分の都合に合わせていつでも行えます。(開通手続きの受付時間:9時-19時)
1-2 店舗での申し込み方法
Webでの申し込み以外に、実店舗で申し込みを行う方法があります。
大手キャリアのような単独の携帯ショップではなく、ショッピングセンターや大手家電量販店に設けられている携帯コーナーで手続きをする方法があるのです。
ただし店舗によって手続きのできる内容に制限があるので、事前に確認が必要でしょう。
イオンSIMコーナー


全国のイオン店舗に設置されているSIMコーナーにて、IIJmioの手続きができるようになっています。(イオン店舗によって取り扱いがない店舗もあるようです)
イオンのSIMコーナーでできないことをまとめてみましょう。
- タイプAへの新規申し込み(MNP転入を含む)
- イオン以外で購入したパッケージを利用した新規契約
- イオン以外で購入したパッケージの「音声通話パックforイオン」への交換
- 契約内容の変更手続き
- SIMカードの交換・再発行手続き
- MNP予約番号の発行
- 利用端末へのデーター書き換え等の操作
- 各種アプリの設定
- 利用端末の修理受付
まさしくその通りです。タイプDへの新規申し込み(MNP転入を含む)以外は何もできません。
基本的にSIMカードの発行だけしかしてくれませんから、今お使いの端末をそのまま利用する場合には、SIMカードの入れ替え操作や端末のAPN設定も自分で行う必要があるのです。
BIC SIMカウンター


こちらは、全国のビックカメラ・コジマ電気・ソフマップの店舗に設置されているBIC SIMカウンターにてIIJmioの手続きが行えるものです。
基本的にはイオンのSIMコーナーと同じで、新規申し込みの即日発行に対応しています。さらにビックカメラのSIMコーナーなら、タイプDとタイプAのどちらでも申し込みが可能なので選択肢が広がりますね。(コジマやソフマップの窓口では、タイプAの申し込みに対応していません。)
Webからの申し込みの際に知っておくと良い情報
2-1 ウェルカムパックの存在


Webや店舗での申し込みをする際には、事務手数料として3,000円が必要になります。これは新規申し込みであれ、MNP転入だろうが必ず必要になる経費です。
大手家電量販店やネット通販では、IIJmioのウェルカムパックが販売されています。それらにはSIMカードが入っているわけでなく(音声通話機能付きの場合)ただ『エントリーコード』が記載されているだけです。(もちろん詳しい説明書は同梱されています。)
その『エントリーコード』をWeb申し込みの途中で入力することで、事務手数料3,000円が免除される仕組みです。
もちろんネット通販でも購入できます。しかし、エントリーコードが即日に発行されるわけでなく、あくまでもネット通販としてパッケージが郵送されてくるのです。すなわちそれだけ申し込みに日にちが余計にかかってしまうということです。
2-2 事務手数料が減る一方でキャンペーンの内容に違いがある
パッケージを用いてIIJmioに申し込みを行うと、IIJmioの契約料金プラン名が微妙に変わります。
たとえば、イオンSIMコーナーで申し込みを行うと『イオン専用〇〇プラン』のように契約時に購入したパッケージの名前が付くのです。
この違いは、キャンペーンの適応に差が出るためでキャンペーンの内容によって適用されたり除外されたりする場合があるようです。
パッケージを購入し、そのエントリーコードを入力して申し込みをする場合、適用されるキャンペーンはそのパッケージを販売している事業者が行うものとなるために注意が必要です。
店舗での申し込み方法
3-1 イオン各店での申し込み


上記の必要書類を揃えて、店舗窓口へ行くだけです。開通手続きには1時間程度必要と言われました。店内をうろうろしているうちに完了します。


即日発行するためには、受付時間が重要です。イオンでは、来店前に電話で確認するようにアナウンスされています。窓口へ行かれる方の目的は『即日発行』だと思うので、事前に電話で受付時間等を確認してから出向くようにした方が確実です。
3-2 ビックカメラでの申し込み


新規契約の時には、イオンの場合と同じ内容のものを揃える必要があります。


イオンと同じで、即日発行を目的に来店することがほとんどであるため、時間には余裕を持って出かけた方が良さそうです。また、心配なら事前に電話で問い合わせたほうが確実です。
3-3 即日開通できる反面手数料がかかる
イオンやビックカメラでの申し込みなら、即日発行される反面『即日発行手数料』が余計にかかります。
即日発行手数料はSIMカード1枚につき1,000円ずつかかります。もし家族4人分の申し込みを行うのであれば+4,000円もかかる事になるので注意してください。
毎年春にはキャンペーンを展開
IIJmioでは定期的にキャンペーンを実施しており、契約事務手数料や月々の基本料金などを割り引くことがあります。だいたい4月前後と12月前後に実施されることが多いようなので、こまめにチュックすれば良いことがあるかもしれません。
まとめ
IIJmioへの申し込み方法について詳しく見てきましたが、いかがでしたか。
そうなのです。IIJmioに関わらず大抵の格安SIMなら、端末の設定などは自分で行う必要があるのです。その代わりに大手キャリアの半額以下でスマホが利用できるのですね。
IIJmioに申し込むのであれば、現在の契約の更新月に間に合うよう、早めに準備していきましょう。