スマホ代が安くなると話題の格安SIM そもそも格安SIMってなに

 

「格安SIMにすると、月々のスマホ代が安くなる。」ということを、最近よく耳にするようになりました。安くなるのはうれしいし、そもそも月々のスマホ代金って高すぎますよね。

では、格安SIMとは一体何なのでしょうか。長年大手キャリアと契約されていた方には、よくわからないことが多いと思います。

また、少し調べてみたものの、「どの程度安くなるかよく分からない。」とか、「大手キャリアと、使い勝手で不利になることが多くないか不安。」という声もよく聞かれます。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
格安SIMの契約数も1千万件近くになり、いまや全国のスマホ契約の約1割以上が格安SIMと言われているのよ。
きんぎょ君

きんぎょ君
月々の料金は、スマホの使い方にもよりますが、平均すると2,000円〜3,000円/月程度の方が多いようです。

 

この記事では、格安SIMに関するうわさが気になるあたなのために、「そもそも格安SIMってなに?」という疑問に答えて行くことにしましょう。

 

格安SIMって何?

1-1 SIMカードとは

電話番号が記録されている

『SIMカード』とは、携帯電話やスマホなどの通信機器に挿して使う小型のICカードです。このICカードには、電話番号などの「通信に必要な回線情報」が記録されています。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
電話番号は、スマホに割り当てられているのじゃないの?
きんぎょ君

きんぎょ君
そうではありません。実は、電話番号は『SIMカード』に記録されているのです。そのため、『SIMカード』なしでは通話できないのです。

すなわち、自分の電話番号をが記録された『SIMカード』を別のスマホに挿せば、そのスマホの電話番号が自分の携帯番号になるわけです。

もしスマホが(端末が)壊れても新しい機種に自分の『SIMカード』を挿せば、いつまでも自分の電話番号を変更することなく利用できるというわけです。

 

サイズは3種類

SIMカードは世界共通の規格です。かつては1種類に統一されていたのですが、時代と共に小型化の技術が進み、より小型のスマホに対応するために進化していきました。

現在では、標準SIM、MicroSIM(マイクロSIM)、nanoSIM(ナノSIM)と、3種類の規格にまとめられています。サイズが違うだけで中身は同じものだそうです。

 

SIMロック

基本的に、SIMカードを差し替えれば、一つの端末でいろいろな通信会社の電波を利用できるための規格なのですが、残念ながら日本の大手キャリアのスマホは(端末は)『ロック』がかけられています。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
ロックがかかっていると、どうなるの?
きんぎょ君

きんぎょ君
端末を購入したキャリアのSIMカードは認識しますが、他社のSIMカードは認識できません。すなわち、購入した端末を他のキャリアで利用できないようにしているのです。これが『SIMロック』の意味です。

 

日本の大手キャリアでは、基本料金を高く設定した上で、長期間契約を結ぶことを条件に、スマホを(端末を)大幅な割引料金で提供する仕組みが一般的です。いわゆる2年縛り3年縛りと呼ばれるものです。

その長期契約を途中破棄してキャリアを乗り換えることを防止する手段として『SIMロック』がかけられているのです。

そのため、端末代金の支払いが終わった人は、SIMロックの解除ができるような仕組みがあるのです。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
じゃあ、端末の支払いが終われば2年縛りも解除できるようにすればいいのにね。
きんぎょ君

きんぎょ君
それは難しいみたいですね。いろいろとおとなの事情があるようです。

 

1-2 MVNOとは

「MVNO」とは「仮想移動体通信事業者」のことです。

いわゆる大手キャリアであるdocomo,au,SoftBankのような、自前で通信アンテナなどを全国に整備しているMNO「移動体通信事業者」から、通信帯域を借りている『仮想的な通信事業者』というわけです。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
通信アンテナや電波基地局の施設を自分で整備しなくても良いわけね。
きんぎょ君

きんぎょ君
基地局の整備や維持管理には、莫大な費用がかかるとされています。そのためdocomoのような巨大企業でないと難しいのでしょう。一方、MVNOは賃料を払って借りるだけなので、比較的企業規模が小さくても参入できるようです。

正確には違いがあるのですが、概ね『格安SIM = MVNO』である。と考えていただければよいと思います。

 

1-3 格安SIMとは

前項の通り、概ね『格安SIM = MVNO』であるわけですが、もう少し具体的に説明していきます。

大手キャリア docomo au SoftBank
サブキャリア UQモバイル Y!モバイル
格安SIM OCNモバイルONE IIJmio mineo
楽天モバイル BIGLOBEモバイル その他190社以上

大手キャリア

『大手キャリア』といえば、上記の3社です。2017年の年末に楽天が携帯電話事業への新規参入を表明し、すでに免許を獲得しています。予定では2020年頃には営業を始めるとしていますが、今の所楽天モバイルは、docomoの通信網を借り受けて営業をしている「格安SIM」です。

 

サブキャリア

一見、格安SIMの存在は大手キャリアからすると、「契約を奪い取られる商売敵」のようにも映ります。

しかし、価格競争で格安SIMには叶わないが、無視することもできない大手キャリアが考えたのが、「自分の息がかかった格安SIMを立ち上げる」ことでした。

立場上は、格安SIMとして通信設備を借り受けて事業を行なっているMVNOですが、大手キャリアの販売網を都合よく利用し、2年縛りなどの大手キャリアの戦略を引き継いでいるのがサブキャリア2社です。

今の所、au系の「UQモバイル」と、SoftBank系の「Y!モバイル」が存在しています。リアル店舗も大手キャリアの店舗に隣接または併設されていることが多いですよね。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
大手がついているから、CMやリアル店舗網を大規模に展開していけるわけね。

 

格安SIM

大手キャリアの通信設備を借り受けて事業を行うために、大資本は必要ありません。そのため、現在では200社程度の事業者がサービスを提供していると言われています。

その中でも大手と言われるのが、

  • 楽天モバイル
  • OCNモバイルONE
  • IIJmio
  • mineo
  • BIGLOBEモバイル

などが有名です。

大手キャリアやサブキャリアとの大きな違いは、「2年縛りや3年縛り」の考え方がない点でしょう。各社半年から1年程度の最低利用期間は設けているものの、自動更新はありません。最低利用期間が経過したあとは、自由に解約ができることが特徴と言えるでしょう。

 

なぜ格安SIMは安いのか

2-1 設備投資が抑えられる

大手キャリアでは、都会から田舎まで全国各地に通信アンテナの設備を設置する必要があります。携帯電話サービス初期には、いかに広いエリアを展開しているかを、携帯各社が競い合っていたものです。

最近では、大手キャリアのサービスエリアは圏外を探す方が難しいほどに広がっています。もちろん時代とともにアナログからデジタル化、3Gから4GLTE化が進められています。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
初期投資だけでなく、維持管理、更新にかかる費用も膨大だということね。

 

格安SIMには、その「設備投資」が必要ありません。あくまでも賃貸料を払うだけで通信設備を借り受けているからです。

そのために費用が抑えられるので、大手キャリアよりも安い料金設定が可能となるのです。

 

2-2 リアル店舗網を持たない

格安SIMは、リアル店舗をほとんど展開していません。あったとしても、大都市に1店舗あるかないか程度でしょう。

大手キャリアでの契約に慣れている方は、「分からないことがあれば携帯ショップにGo」というイメージでしょうが、格安SIMではそうはいきません。

必要な情報のほとんどは、ネット経由で提供されており、実際に不便と感じるケースはほぼありません。それどころか、リアル店舗のような営業時間に縛られないため、疑問点は即時に解決することができるのです。もちろん申し込みや手続きも、24時間受け付けられます。

きんぎょ君

きんぎょ君
最初は戸惑うかもしれませんが、サラリーマンにとって夜間や休日に手続きができるメリットは、想像以上に大きいと感じることでしょう。

 

このように、リアル店舗に関する経費を大幅に削減しているために、格安SIMでは大手と比較して非常に割安な金額で利用できるのです。

 

格安SIMの選び方

3-1 格安SIMの種類

格安SIMでは、大きく分けて

  • データ通信専用SIM
  • 音声通話機能付きSIM

の2種類が用意されています。

『データ通信専用SIM』は、「タブレット」や「モバイルパソコン」のように、通話を必要としない機器類をネットに繋ぐために用意されています。

通話機能がないために、価格は安めに設定されていますが、マイクとスピーカーを用意すればIP電話による通話は可能です。

それに対して『音声通話機能付きSIM』は、従来通り「090」「080」「070」の番号での通話やSMS送受信が可能です。スマホに利用するならこのタイプのSIMカードが必要ということですね。

きんぎょ君

きんぎょ君
ほとんどのMVNOでは、データ通信専用カードに、SMS機能をつけたタイプのSIMカードも用意されています。自分の利用形態に合わせて賢く選択しましょう。

 

3-2 回線の種類

MVNOでは、大手キャリアから回線を借り受けてサービスを行なっています。日本ではSIMロックの関係上、どこの回線を利用しているかは非常に重要な判断基準となります。

MVNO事業者によって、借受ける回線に違いがあるので、手持ちのスマホや通信端末が利用できるかどうかを事前に調べる必要があるでしょう。

事業者 利用回線
楽天モバイル docomo
OCNモバイルONE docomo
IIJmio docomo/au
mineo docomo/au
BIGLOBEモバイル docomo/au

ちなみに、サブブランドである「Y!モバイル」はSoftBankの回線を利用しています。当然といえば当然ですが。

 

使える端末は

docomo系の格安SIMなら、docomoで購入した端末、au系ならauで購入した端末であれば、そのまま利用できることが多いようです。ただし、au系の端末の場合VoLTE対応端末でないと利用できない場合もあるのでよく確認しましょう。

各MVNO事業者のホームページには、いろいろな機種の適応表が用意されています。

また、家電量販店やApple Storeでは、SIMフリー端末というものが販売されています。SIMフリー端末であればどこの格安SIMでも利用できる場合がほとんどなので、自由に端末やキャリアを選ぶことが可能となります。

 

まとめ

格安SIMについてまとめてみましたが、いかがでしたか。

リアル店舗がないことで、初めての方にとって敷居の高い印象がある格安SIMですが、想像しているほど難しいものではありません。

月間で4,000円〜5,000円程度、年間にすると50,000円以上の節約になる格安SIMです。ぜひ一度検討してみてください。

IIJmioなら、docomoやauの回線を自由に選べるために安心して利用できます。

 

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