IIJmioとmineoを徹底比較 人気のMVNOの違いをまとめる

 

格安SIMに切りかえを検討している時に、どこのキャリアにするかは難しい問題です。

そんな方のために、人気のキャリアを徹底的に比較していきます。

今回は、特に人気の高い『IIJmio』『mineo』を徹底比較していきます。あなたの格安SIM選びの参考にしてみてください。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
比較内容は2018年6月時点の内容よ。

 

比較項目

きんぎょ君

きんぎょ君
この記事では下記の項目について比較していきます。
  1. 料金プラン
  2. 利用できる回線
  3. 最低利用期間と違約金
  4. 通信制限
  5. 通話料割引制度
  6. 大容量プラン
  7. シェアプラン
  8. その他のオプション
  9. 独自のサービス

1-1 料金プラン

皆さんが一番気になる、月々の利用料金について比較してみましょう。

データ通信専用 通話機能付き
IIJmio mineo IIJmio(A,D) mineo(A) mineo(D)
500MB 700 1,310 1,400
1GB 800 1,410 1,500
3GB 900 900 1,600 1,510 1,600
6GB 1,520 1,580 2,220 2,190 2,280
10GB 2,520 3,130 3,220
12GB 2,560 3,260
20GB 3,980 4,590 4,680
30GB 5,900 6,510 6,600

IIJmioの(A,D)はタイプA,Dの共通料金
mineoの(A)はプランA、(D)はプランDの料金を表しています。

 

ぶち猫さん

ぶち猫さん
maineoは、ずいぶんと細かな設定になっているのね。

IIJmioのプラン数がとても少なく感じるでしょうが、それには理由があります。

きんぎょ君

きんぎょ君
『IIJmio』では、12GB/月を超える大容量に対しては『大容量オプション』として設定しているためです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

≫ IIJmioの『大容量オプション』とは

月額利用料として同じ容量での金額を比較すると、両社にほとんど違いが無いことがわかります。ただし『IIJmio』は『できるだけシンプルにわかりやすく』を前提に設定しているために、『ざっくり3つのプラン』にまとめられています。

それに対して『mineo』は、特に小容量のプランを細分化し、あまりスマホを使わない人向けの料金設定に、無駄が無いよう配慮がされています。これは『mineo』独特のシステムがあるからこそ可能な仕組みなのです。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
でも、あまり細かく設定しても月々の使用量の変動に対応できないわよね。

そこが問題だと思いますよね。少ない容量のプランほど、月々の使用量の誤差の影響を受けやすくなります。ギリギリまで絞ってしまうと、月末に通信制限にかかる頻度が高くなりそうに思いますよね。

しかし『mineo』には『フリータンク』という仕組みが存在します。
要するに、月末に足りなくなりそうなら「無料で1GBまで追加できる仕組み」が存在しているのです。

きんぎょ君

きんぎょ君
そのため、ギリギリまで切り詰めた契約が可能になるのです。

これは『mineo』ならではのメリットですね。

 

1-2 利用できる回線

その昔は、格安SIMといえば「docomo回線」でした。UQやmineoが登場することで、次第に「au回線」を利用する格安SIMが増えてゆき、最近では「SoftBank回線」を利用する格安SIMも登場しました。

現在契約されている大手キャリアや端末によって、利用する回線を選べるようになったのは非常にありがたいといえます。

『IIJmio』と『mineo』では、どのキャリアの回線を利用できるのでしょうか。

docomo au SoftBank
IIJmio ×
mineo ×

実は、両社ともマルチキャリアです。docomo回線をDプラン、au回線をAプランとして両方が選択できるのです。

残念ながら、両社ともSoftBankの電波を利用することはできませんが、SoftBankで購入された端末でもSIMロックの解除がされていば、利用することができる端末もあるようです。

 

1-3 最低利用期間と違約金

格安SIMと大手キャリアの契約で大きく違う点は、『2年縛り』の存在ですよね。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
「2年縛り」が嫌になったので、格安SIMを検討し始めたのよ。

確かに大手キャリアの「2年縛り」は社会問題になっています。しかし、どれだけ規制を強化しても、新たな縛りが導入されていくので結局逃れられないようです。

『IIJmio』と『mineo』には、本当に「縛りの仕組み」は無いのでしょうか。

IIJmio mineo
最低利用期間 利用開始月の翌月末日まで なし
解約金

「音声通話機能付きSIMカード」の場合のみ、契約から1年以内の解約には、利用期間に応じた「音声通話機能解除調定金」(最大12,000円 (税抜))が発生します。

ただし、1年経過後に更新されることはありません。

なし
MNP転出手数料 3,000円(税別)

ご利用開始月の翌月から12カ月以内にMNP転出する場合には、MNP転出手数料11,500円(税別)が必要です。

※ 13カ月目以降、MNP転出手数料は2,000円(税別)になります。

 

きんぎょ君

きんぎょ君
両社とも、実質的な最低利用期間として1年程度が設定されていますが、その後は解約自由ということですね。
ぶち猫さん

ぶち猫さん
MNP手数料にも微妙な違いがあるのね。

 

1-4 通信制限

どこのキャリアを利用していても、契約しているデータ容量を超えると、月末までの通信制限は避けられません。

これは大手キャリアでも格安SIMでも同じ仕組みです。

しかし、月間容量以外にも制限事項があるのでしょうか。

IIJmio mineo
低速通信での制限 200kbpsの通信が3日間で366MBを超えた場合、4日目に当該SIMカードの通信速度を制限する場合あり。 なし
高速通信での制限

タイプAの場合のみ、クーポンのON/OFFに関わらず、直近3日間あたりの通信量6GBを超えた場合に通信速度の制限を行う場合あり。

なし
その他

・通信規制の解除方法

200kbps通信での制限は、クーポンが残っている場合、ONに切り替えることで通信規制中であっても高速通信が可能です。
また、翌月になれば各プランに応じたバンドルクーポンが付与されるため、再び高速通信を利用することができます。

クーポンが枯渇し、かつ即時の高速通信をご利用希望の際は、クーポンを追加購入することができます。

ネットワークが混雑する時間帯において『通信の最適化』が行われます。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
IIJmioには、意外と通信制限の制約があるのね。
きんぎょ君

きんぎょ君
高速通信の3日間6GB制限はタイプAのみです。タイプDには制限がありません。
ぶち猫さん

ぶち猫さん
ところで『mineo』の『通信の最適化』ってなによ?

『通信の最適化』とは、データ通信の混雑を緩和する目的で、通信事業社が「携帯端末」とネット上の「サーバー」間の通信データに対して非可逆圧縮などの変換を行うことを指します。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
それで混雑が緩和されるのならいいじゃない。
きんぎょ君

きんぎょ君
問題は、①転送データ内容に、通信の当事者の意思に関係なく手が加えられることと、②圧縮が非可逆であること です。
ぶち猫さん

ぶち猫さん
たしかに、勝手に手を加えられるのって、あまりいい気がしないわね。

それだけではありません。圧縮して転送されたデータ内容がきちんと使えない状態であったり、明らかに劣化していることがあることが問題とされています。

今のところ『IIJmio』では『「通信の最適化」は行わない』と発表していますが、将来はわかりません。

 

1-5 通話料割引制度

「格安SIMは、その通話料が高いことが問題なのだよ。」

といった噂を聞いたことはありませんか。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
それは完全な誤解ね。
きんぎょ君

きんぎょ君
とても通話利用が多い方には当てはまるかもしれません。大手キャリアに設定されている「完全かけ放題」のプランが存在しないからです。

 

しかし、平均的な使い方なら心配することはありません。各種割引制度が用意されているからです。

 

IIJmio mineo
標準の通話料 20円/30秒 20円/30秒
専用アプリ利用

みおふぉんダイアル

専用アプリ『みおふぉんダイアル』から発信すれば、通話料半額。

10円/30秒

mineoでんわ

専用アプリ『mineo電話』から発信すれば通話料が53%割引。

10円/30秒(税込)

かけ放題プラン 2つのプランを用意

『みおふぉんダイアル』との併用が利用条件。

10分以内の通話が、回数に制限なく無料になります。さらに家族間通話なら、30分までの通話が無料になります。

『mineoでんわ』との併用が条件。

 

 

 

10分以内の通話が、回数に制限なく無料になります。

ファミリー通話割引

同一ID間の通話なら、通話料20%off。『みおふぉんダイアル』と組み合わせれば、最大60%off。

かけ放題プランと組み合わせれば、最大30分までの家族間通話が、通話料無料。

設定なし
通話定額サービス 設定なし 2つのプランを用意


 

きんぎょ君

きんぎょ君
各種通話料割引サービスが用意されていることが伝わりましたか。これなら通話料で心配することはなさそうです。

 

1-6 『IIJmio』の大容量プラン

『IIJmio』では、12GB/月のデータ容量が利用できる『ファミリーシェアプラン』が、プランとしての最大データ容量となっています。

しかし、それ以上の容量を必要としている方向けに、『大容量オプション』を用意しています。

ぶち猫さん

ぶち猫さん
大容量は、毎月必ず必要では無いことが多いので、『必要な時にだけ手軽にセットできる』オプションとして設定しているのね。
きんぎょ君

きんぎょ君
そうなのです。プランの変更なら手続きの翌月から適用されるのですが、オプションなら申し込み後すぐに適用されます。変動の多い大容量の利用に対して調整しやすいように『IIJmio』ではオプション扱いとしているのです。

 

 

オプションは追加クーポンと違って、申し込み後は解約手続きを行うまで有効です。毎月必要な方には、面倒な手間を掛けなくても毎月大容量が利用できます。

データ容量が足りない時には、月の途中からでも追加することができ、そのまま翌月以降も必要な方には、大容量のプランを契約しているかのように、手間いらずに継続利用ができる。

これが『IIJmio』が大容量をオプション設定しているメリットなのです。

 

1-7 『IIJmio』のシェアプラン

『IIJmio』の特徴の一つに、ファミリーシェアプランがあります。このプランならSIMカードを最大10枚まで利用することができます。

家族のスマホだけでなく、タブレットやノートパソコンにもSIMカードをセットできるので非常に便利です。

また、それ以外のプランでも400円のSIM追加費用を払うことで、最大2枚まで利用することができます。データ容量はシェアする必要があるので沢山使えませんが、その分月々のスマホ費用を抑えることができます。

 

通話料が割引になる「ファミリー通話割引」などもあるので、家族で契約するのであれば『IIJmio』の方が便利でお得になるかもしれません。

 

1-8 その他のオプション

『IIJmio』には、街中のカフェやショッピングセンターでfree wifiが利用できる『IIJmio WiFi by エコネクト 』がオプションで用意されています。

月間の通信容量を節約することができるだけでなく、平日正午前後の通信が混雑する時間帯にfree wifiが利用できると、快適なネット環境が利用できることになるかもしれません。

きんぎょ君

きんぎょ君
もちろんエコネクト は『IIJmio』以外の契約者でも利用できるサービスです。しかし、スマホと別に契約しなければならず、利用代金も別々に請求されます。

 

『IIJmio』なら、オプションとしての設定であるために、請求もスマホ料金と一括となるので便利です。

 

1-9 『mineo』の独自サービス

フリータンク

「フリータンク」とは、『mineo』ユーザー同士でパケットをシェアしあえる仕組みです。
使い切れなかったデータ容量を、共同のタンクに貯めておき、「今月は足りない」という時に少しだけ引き出すことができるというイメージです。

ほとんどのキャリアでは、使い切れなかったデータ容量は翌月までは繰り越せるものの、その先は消滅していきます。『mineo』なら『フリータンク』へ入れることで、ほぼ無期限で使えるということです。

なかなか面白い仕組みですね。

 

パケットギフト・パケットシェア

もう一つ、使い切れなかったデータ量を「有効利用」できる仕組みがあります。

 

『mineo』では上記のイラストのようなイメージで、月間に使い切れなかったデータ容量を、友人にプレゼントしたり、翌月にグループとシェアする仕組みがあります。

フリータンクの仕組みも含め、データー容量を無駄なく使い切れるのでありがたいですね。

 

コミュニティサイト『マイネ王』

大手キャリアと比較して、実店舗でのサポートが受けられないのが格安SIMの宿命です。そんな弱点を補うための仕組みが『マイネ王』です。

契約者同士で、知りたいことや困っていることなどの「情報交換」の場として活用されています。もちろん『mineo』に対する要望を受け付けたり、『mineo』が発信する情報や企画によって、みんなで盛り上げれる場になっているようです。

 

『maineo』とは

『IIJmio』については、別の記事にまとめていますので、参考にしてください。

≫ IIJmioとは

ここからは、『mineo』という会社について紹介してみようと思います。

2-1 ケイ・オプティコム

『mineo』は、関西電力の子会社である「ケイ・オプティコム」が展開するMVNOです。

営業を開始したのが2014年で、比較的あたらしい会社と言えるでしょ。当時格安SIMと言えば「docomo回線」を利用することが当たり前だった時に、日本初のau回線を利用するMVNOとして話題になりました。

今では 、docomo回線も選択できる「マルチキャリア」となっていますが、スタートがau回線であったこともあり、au回線を利用する「Aプラン」の契約者の方が多くなっています。

 

2-2 業界シェア

MMD研究所が、15歳~69歳の男女を対象に2018年2月16日~2月22日の期間に行なった調査です。

「2018年3月格安SIMサービスの利用動向調査」

 

このデーターからも、4年程度の短期間で急速にシェアを伸ばしている、とても勢いのある会社であることが伺えます。

実際には法人契約も含めると 『IIJmio』が200万回線、『mineo』が100万回線の契約を抱えているために、『IIJmio』の方が規模も歴史も大きいのですが、今後が楽しみな会社と言えそうです。

 

まとめ

『IIJmio』と『mineo』についてまとめてきましたが、参考になりましたか。

私が考える電気通信事業者を選ぶポイントは『安定』です。安さもサービス内容ももちろん大事です。しかし本来の通信サービスそのものが安定していなければ意味がありません。

そういった意味で、『IIJmio』の安定感は重要だと言えるでしょう。急成長で無理をすることなく、多数の契約をしっかり維持している『IIJmio』の『安定』こそが何よりも大切なのではないでしょうか。

 

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