IIJmioへの移行を決心した時、ほとんどの方は電話番号が変わらない『MNP』を利用されますよね。
その手続きに必要となるのが『MNP予約番号』です。
一度でも経験のある方は、さほど難し事ではないとご存じでしょ。しかし初めてなら戸惑いますよね。
この記事では、各キャリアごとの手続き方法や注意点についてまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
もくじ
MNPとは
携帯電話を他の会社へ変更する時、電話番号が変更になると色々と面倒な事が出て来ます。
このような不都合を避けるために、近年では電話番号を変えずに他の会社に変更する事が一般的になりました。その方法がMNPなのです。
それでは順番に解説していきましょう。
MNP予約番号の注意点|各社共通


2-1 発行にかかる費用
MNP予約番号の発行自体には費用は発生しません。または、費用が発生しても予約番号を使わなければ返金されます。
費用が発生するのは、『MNP予約番号を利用して他社に転入した時』です。
2-2 利用期限
MNP予約番号には有効期限があります。取得後約2週間程度で期限切れになります。
有効期限とは、他社でMNP転入の手続きを開始するまでの期限でなく、転入手続きが終わるまでの期限であることに注意して下さい。
2-3 IIJmioへ転入する際の注意点
IIJmioへ転入する時を例に、『MNP予約番号』の有効期限について詳しく見ていきましょう。
まずは、今契約されている大手キャリアでMNP予約番号を発行してもらいます。
ところが、IIJmioでの手続きは店舗窓口で行うわけではないので、郵送にかかる時間などタイムラグが生じます。すなわち申し込み後あなたの手元にSIMカードが届くまでに2-3日かかるのです。
開通手続きを始めると、古いSIMカードが使えなくなります。すなわち「大手キャリアが解約された」という事です。そして、開通手続きが終われば新しいSIMカードが使えるようになります。つまり、IIJmioとの契約が完了したことになるのです。
もし、IIJmioへの申し込みの途中で有効期限が過ぎてしまうとどうなるのでしょうか。
もしMNP予約番号の有効期限内に手続きを始めなければ、その予約番号は無効となります。すなわち「はじめから何も無かった」という事になるのです。
期限内に手続きを始めると、MNPの手続きは有効になります。もう戻ることはできません。MNP予約番号の期限内に手続きが完了しなければ、期限に到達した段階で「大手キャリアでの解約手続き」が強制的に行われます。


docomoでの手続き方法


docomoでの手続き方法は以下の3つが用意されています。
- 店舗での手続き
- 電話での手続き
- My docomoからの手続き
3-1 店舗での手続き
近くにdocomoのショップがあるのなら、手続きをお願いすることができます。
ただし、店舗はいつも混雑しており長時間待たされることが多いので注意が必要です。比較的午前中の方が空いていますが、お仕事の都合とかでなかなか難しいですよね。
店舗の手続きでは、身分証の提示を求められるので事前に用意しておきましょう。
3-2 電話での手続き
上記の通り、電話でも手続きが可能です。MNP予約番号を書き留めるためのメモを用意しておきましょう。
こちらも夕方以降の時間帯は比較的混み合います。受付時間に気をつけて、余裕を持って電話するようにして下さい。
3-3 My docomoからの手続き
My docomoのアカウントをお持ちであれば、スマホやPCから24時間手続きが可能です。店舗や電話での手続きが受付時間の関係で難しいのであれば、こちらの方法でMNP予約番号を取得することができます。
docomoのホームページから「My docomo」へ進んで下さい。


auでの手続き方法


auでの手続き方法には以下の2つが用意されています。
- 店舗での手続き
- 電話での手続き
auでは、Webからの手続きが用意されていません。(ガラケーならEZwebから可能です)上記どちらの方法も、受付時間に制限がありますので注意して下さい。
3-1 店舗での手続き
行きつけのauショップがあるなら、そちらで手続きが可能です。
店舗の手続きでは、身分証の提示を求められるので事前に用意しておきましょう。
auでは、解約に関わる重要事項の説明に時間かかかる注意喚起しています。待ち時間も含め、余裕のある時に行く方が良いと思われます。
3-2 電話での手続き
上記の通り、電話でも手続きが可能です。MNP予約番号を書き留めるためのメモを用意しておきましょう。
店舗手続きと同じく、手続きに時間がかかると注意喚起されています。


SoftBankでの手続き方法


SoftBankでは、下記のように2つの方法が用意されています。
- 店舗での手続き
- 電話での手続き
auと同じく、Webからの手続きは出来ません。(ガラケーなら可能です)どちらの方法も、受付時間に制限がありますので注意しましょう。
3-1 店舗での手続き
SoftBankのショップに行けば、全てお任せでの手続きが可能です。
店舗の手続きでは、身分証の提示を求められるので事前に用意しておいて下さい。
店舗での手続きでは、とても丁寧に何度も解約を再考するよう促されます。色々な条件を提示されますが頑張って下さい。
3-2 電話での手続き
もちろん電話での手続きも可能です。
店舗で、店員さんに直接解約を申し出るのは少々気が引けますよね。電話でも同じかもしれませんが、まだ顔が見えないだけマシかもしれません。
自動音声からオペレーターに繋がるまでにも、結構な時間がかかることが多いようです。時間的に余裕を持って手続きに取り掛かるようにしましょう。


Y!mobileでの手続き方法


Y!mobileでは、電話での手続きしか用意されていません。さらに、通話料は有料です。その分手続きも淡々と進みますので、煩わしさがないでしょう。
予約番号を書き留めるためのメモを用意して、受付時間内に手続きして下さい。
まとめ
大手キャリアでのMNP予約番号の取得方法について見て来ましたが、いかがでしたか。
私もIIJmioへ転入する際にショップの窓口で手続きを行いましたが、なんだか喧嘩をしているような感覚で、あまり良い印象がありません。なぜなら、引き止め工作が延々と続くのですから。
そう言った意味で、ショップの窓口で手続きを行うことはあまりオススメではありません。きっとネット経由か電話で手続きをされた方がスムーズなのでしょうね。
さぁ、MNP予約番号さえ手に入ればもう少しです。IIJmioで格安スマホ生活を楽しみましょう。