携帯やスマホを持っているけど、ほとんど使っていない、ほとんどが着信のみの利用。という方も少なくないですよね。私も会社から携帯を支給されていることもあり、自分のスマホはほぼ着信待ちのみという時がありました。
IIJmioの場合、一番安いプランは『ミニマムスタートプラン』です。このプランでは毎月3GBのクーポン(使用できるデーター量)が付いてきます。もし使いきれなければ、余ったクーポンは翌月へ繰り越される仕組みになっています。
いいえ、そうではありません。
クーポンの繰り越しは、最大で1ヶ月までです。2ヶ月間で使い切れなかった分は消えて無くなるのです。これって勿体無いですよね。
スマホをほとんど使わない方にとって、毎月のようにこのような事が発生しているのですが、すでに契約が最低プランであればどうしようもありません。
IIJmioなら『エコプラン』というものがあります。これなら余ったデータ量に応じてスマホの使用量を割り引いてくれるのでとても経済的です。
さて、この記事ではIIJmioの『エコプラン』について詳しく見ていくことにしましょう。
もくじ
『エコプラン』とは


1-1 端末+SIMカードのセットでお得なプラン
IIJmioの『エコプラン』は、スマホ本体とSIMカードをセットにしたサービスです。どちらか一方だけの契約はできません。
『エコプラン』は、あまりスマホを利用しない方に適したサービスです。そのため、ややこしい設定や料金プランは排除し、新品の端末と格安SIMのセットで提供するスタイルが取られています。
1-2 auのLTEを利用したサービス
『エコプラン』はIIJmioのプランAを利用したサービスです。
プランAとは、auの4GLTE網を利用したサービスで、サービスエリアや通話品質に問題はありません。
さらにプランAなら、データ通信専用SIMを選んだ時には「SNS機能付きSIM」が900円/月と、プランDよりも割安で利用できます。この辺りも嬉しいポイントですよね。
1-3 余ったデータ量は割り引いてくれる


『エコプラン』の最大の特徴は、余ったデータ量はその量に応じて割り引いてくれるというところです。0.5GBにつき100円ずつ割り引かれるのです。
多くのキャリアでは、使い切れなかったデータ量は翌月まで繰越せますが「繰り越しは翌月まで」となっていることがほとんどです。そのため使い切れずに失っていく人も少なくありません。
1-4 人気のZenfone5も選択可能


IIJmioでは人気のSIMフリーAndroidスマホが多数用意されており、人気の機種は早い者勝ちとなります。新品のスマホとのセットになるので、自然故障のリスクも少なく安心して利用することができるでしょう。
今なら、5月に発売されたばかりの人気機種である『Zenfone5』もラインナップされており、ASUSとのコラボキャンペーンも展開されています。
≫ 2018 ASUS×IIJmio コラボキャンペーンとは
IIJmioのモバイルサービスとの違いは
2-1 余ったクーポン分を割引、すなわち翌月繰り越しはなし


『エコプラン』はあまりスマホを利用しない、またはwifi圏内で利用することが多い方に対するプランです。
その余ったクーポン分を割り引いてくれるサービスであるために『余った分の翌月への繰り越し』はありません。毎月月末に余ったクーポンは清算されてしまいます。
2-2 クーポン不足時は上限変更の手続きができる
『エコプラン』はあまりスマホを利用しない方向けのサービスですが、時には利用量が増えることもあるでしょう。そんな時でも大丈夫です。
毎月のクーポンを使い切った場合や、使い切りそうな場合には『クーポンの上限変更の手続き』を行うことで、一時的にクーポン量を1GB単位で最大20GBまで変更することが可能です。
2-3 追加クーポンやクーポンカードは利用不可
前項のように、データの使用量は上限量の変更手続きで行います。そのため、追加クーポンやクーポンカードは利用することができません。
このことは、あまり大きな問題ではないように感じるかもしれませんが、実は3年後に影響してきます。


実は、IIJmioでは長期契約者に対して『長得』という優遇サービスを提供しています。
『長得』とは、3年以上継続して利用しているユーザーに対して、1年に1GBのクーポンカードを3枚プレゼントするものです。もちろん『エコプラン』のユーザーも対象になります。
もらっても使い道のないプレゼントって、何なのでしょうね。まぁ、そのうち改善されることでしょう。
2-4 SIMカードは最大3枚まで利用可能


IIJmioのモバイルプランサービスでは、ファミリーシェアプラン以外ではSIMカードを2枚までしか利用することができません。(ファミリーシェアプランなら10枚まで可能)
ところが『エコプラン』の場合にはSIMカードを最大3枚まで利用可能です。
例えば家族3人で、最新の人気機種Zenfone5を購入したとすると、
- 機種代金 2,050円/月×24回×3台
- エコプランスタンダード 1,700円/月
- 音声通話付帯料 700円/月×3人
- 追加SIM手数料 400円/月×2枚
- 合計 10,750円/月 (機種代金完済後は 4,600円/月)
この金額に通話料と消費税を足すだけです。3人分の機種代金込みのスマホ代とは思えない金額ですよね。
2-5 SIMカードだけの申し込みは不可
『エコプラン』はスマホとSIMカードセットのプランです。すなわち、今お持ちのスマホをそのまま使うことができません。必ずIIJmioで販売されているAndroidスマホを購入する必要があります。
注意点
『エコプラン』は、IIJmioのホームページから直接申し込む必要があります。イオンやビックカメラのカウンターでの申し込みはできません。
また、各種パッケージを利用して申し込むことができません。ご注意ください。
現在のところ、すでにIIJmioモバイルプランサービスを利用中の方が『エコプラン』に切り替えることができません。もちろん電話番号を捨てて新規申し込みをするなら簡単なのですが、なかなかそうは行きませんよね。今後改善されることを期待しましょう。
まとめ
IIJmioの『エコプラン』について見てきましたがいかがでしたか。
余ったデータ量を割り引くというコンセプトが斬新で、あまりスマホを使わないために毎月データ量が余っている、という方にはぴったりなプランですよね。
また、年配のご家族に安心のために携帯を持たせたい、といった使い方にも向いていると思います。
ぜひ一つの選択肢としてご検討ください。